
カレン族の野戦病院で働く藤川さん(区別するため、私たちはドクター藤川とプラ藤川と呼んでいました)とお会いしました。
29歳という若さで、この設備も薬も足りない病院で1年間働いているそうです。
この病院に運ばれてくる多くの患者は、国境付近で地雷に触れ足をなくした人だそうで、3日に一人ぐらいのペースで駆け込んできます。
しかし、この病院に「駆け込む」ことが出来る人の何倍もの人が、手当てを受けることもできず、そのまま死んでいるという事実を考えると胸が痛みます。
この病院でできることは、少なくとも病院に来た患者の命を助け、なくなった足でも生きていけるよう、義足の訓練を施すことだけなのです。