センレック赤血球の宇宙旅行 〜地球編〜

 

新連載はナゾのペンネーム「センレック赤血球」がかく、
大きなタイトルで些細なことを描きます。
今回はちょっとした出会いにやけに興奮!?


「第三十一号:モルヒネ過剰摂取ポンタリンとドーパミン過剰放出アリナミンの夜」

 


 先日夕刻、突然「モルヒネ過剰摂取ポンタリン」からケータイコールがあった。
もう 熱心な読者ならこの「モルヒネ・ポンタリン」が誰のことだかはご存知だと思う。
時々このコーナーに登場する、自称フォトジャーナリストの脳味噌の左半分が
腐食している生き物だ。
相手のことだけ悪く言うのは良くないということで、
ここではセンレックのことを「ドーパミン過剰放出アリナミン」と自称しよう。
 
 さて、彼の要望に応えて、以前にも書いた「モーチット・バス・ターミナル」前の
カラオケ・バーに繰り出した。
何年滞在してもタイ語を話せないワタクシ、「ドーパミン」にとって、
こういうハードコアなローカルは、
会話が弾まないのであまり盛り上がらないのだが、
この「ポンタリン」と一緒の場合は、
「ポンタリン」の「ポンタリン」っぷりを観察しているだけで、間が持つということで、
要求を受諾、タクシーに 乗った。
 
  到着すると、かつて「ポンタリン」と以前、深い関係のあったチーママが
走って抱きついてきた。もちろん「ドーパミン」にではなく、「ポンタリン」にだ。
  その後、いつものように、ダルーく、飲むのだが、チーママが、
「もうすでに子供が居るのだけれど、最後にもう一人、外人とのハーフが欲しいワ♪」
と「ポンタリン」に告白し、彼女は続けて「アナタ、どう?種だけでもちょうだい♪」
と、絶頂期の江夏投手のような、内角低めギリギリの切り込みを、「ポンタリン」に見せた。
  それを聞いた「ポンタリン」、ダルく、めんどくさそうに、
シャブで捕まった往年の江夏投手のような表情で、
「もういいじゃん、、、かんべんしてよ」とうなだれた。 
 
  そのときワタクシ「ドーパミン」は、
雀荘でリーチした時の江夏投手のような表情で目の前の出来事を傍観していた。
 やはり、ここはどこまでも堕落しているので楽しいのだ。


<バックナンバー>
第一号 接触事故 


第二号 黄金魂(ゴールデン・ファンク)

第三号 プラチナム・プライドの葛藤

第四号 プールサイドの憂鬱

号外!!!


第五号 幾何学の虜

第六号 焼肉思索

第七号 検査結果

第八号 お掃除♪

第九号 足首骨折男

第十号 決壊と漏電の夜

第十一号 広い世界

第十二号 ベトナムの深さ

第十三号 刺身定食の高いほう

第十四号 モッツァレラ・チーズの後味

第十五号 失恋、そして旅立ち

第十六号 混血の興奮

第十七号 生態観察ゴリラ編

第十八号 求む!釈迦のメルアド

第十九号 恐竜よりも怖いもの

第二十号 カイジャオ十二指腸

第二十一号 タクシー選び

第二十二号:前立腺肥大と脱腸

第二十三号:失恋2 やっぱり失恋。。。

第二十四号:韓国式!ボードゲーム三昧の週末

第二十五号:おひねり

第二十六号:中華製知的老人

第二十七号:中国本土決戦

第二十八号:上海で死刑

第二十九号:打ち首獄門的勝利

第三十号:義足を枕に