新連載はナゾのペンネーム「センレック赤血球」がかく、
大きなタイトルで些細なことを描きます。
「第五十五号: 先進国の定義」
タイに住んで驚くのは、タイ人は自分の国が「ほぼ先進国」だと思っているフシがある。 しかし、この際、キッパリと言い切ろう。 タイが先進国入りというのはまだまだセンレックが許さない。 これには、色々な意見もあるだろうが、物理がその反駁を許さない。 例え物理が許しても、このセンレックが許さない。 他諸国多数が許しても、このセンレック一人は許さない。 ロマン主義は落下する人工衛星に打たれて死ぬのだ。 又は、 ロマン主義は落下する人工衛星に打たれて死んでしまえ。だ。 その昔、タクシン(前タイ首相)は 「ついに我々の国も先進国入りに手が届いてきた。」と宣言したそうだが。 そうは問屋がおろさない。 まず先進国入りするには、 上の階層を上の棚に収納できたから、「やったー」というモノではない。 先進国というのは、 下の階層が上の棚に収納できて、初めて、「やったー」ということなのだ。 そう。もっと具体的に言うと、タイランドのランドリー屋の底辺の労働者たちが、 キチッと当たり前の仕事が、 当たり前にできるようにならないとダメだということだ。 なぜここまで今回、興奮気味に辛口かというと、 うちのマンションに入っている、ボケ・ランドリー屋に 一番大切なズボンをブリーチでめちゃくちゃにされ、 大切なブランケットが真っ黒に汚され、 挙句、一番お気に入りのTシャツを紛失されたのだ。 こういうアホがビッシリとタイの底辺を覆い尽くしている以上、 タイの先進国入り希望的観測は、 頭上の星を見てトキメキながら、 足元からエビ養殖場の沼地に落ち窪んで沈んでしまうのだ。 どうだ、まいったか、アホ・ランドリー屋め。 悔しかったら日本語でかかってこい。 ああ。。。すっきりした。 次号は気持ちを落ち着けて、 タイの美人は世界でも最高レベルだという話を標準装備しつつ、 タイのインテリは油断がならない、というところへ斬り込みつつ、 中には働き者のタイ人も居るんだという弁護は、無視しつつ、 やっぱり、おまえら、朝の挨拶がなっとらん、 というところへ向けて爆弾を仕掛けるつもりだ。
<バックナンバー>
第一号 接触事故
第二号 黄金魂(ゴールデン・ファンク)
第三号 プラチナム・プライドの葛藤
第四号 プールサイドの憂鬱
号外!!!
第五号 幾何学の虜
第六号 焼肉思索
第七号 検査結果
第八号 お掃除♪
第九号 足首骨折男
第十号 決壊と漏電の夜
第十一号 広い世界
第十二号 ベトナムの深さ
第十三号 刺身定食の高いほう
第十四号 モッツァレラ・チーズの後味
第十五号 失恋、そして旅立ち
第十六号 混血の興奮
第十七号 生態観察ゴリラ編
第十八号 求む!釈迦のメルアド
第十九号 恐竜よりも怖いもの
第二十号 カイジャオ十二指腸
第二十一号 タクシー選び
第二十二号:前立腺肥大と脱腸
第二十三号:失恋2 やっぱり失恋。。。
第二十四号:韓国式!ボードゲーム三昧の週末
第二十五号:おひねり
第二十六号:中華製知的老人
第二十七号:中国本土決戦
第二十八号:上海で死刑
第二十九号:打ち首獄門的勝利
第三十号:義足を枕に
第三十一号:モルヒネ過剰摂取ポンタリンとドーパミン過剰放出アリナミンの夜
第三十二号:放し飼い禁止和尚
第三十三号:全治2ヶ月氏、まだまだ完治の見込み無し
第三十四号: お花畑で授業♪
第三十五号: 冷蔵庫
第三十六号: ネタ探し、宇宙の旅 VOL.1
第三十七号: 白桃ちゃんと8番ラーメン
第三十八号: 失恋3 やはり撃沈。
第三十九号: ネタ探し、宇宙の旅 VOL.2
第四十号: 最後の青春
第四十一号: バンコク大学
第四十三号: ムーカタ
第四十四号: 大日本帝国教育の現場
第四十五号: バンコクでコスプレ
第四十六号: 三島由紀夫の就職活動
第四十七号: 金魚の覚醒
第四十八号: 悟り兄のギター
第四十九号: 就職
第五十号: 静止軌道上カラオケ店のランデヴー
第五十二号: 平壌レストランは竜宮城♪
第五十三号: マイケルジャクソンのスリラー。
第五十四号: ムエタイの英雄・ランボーとの出会い。