メーホンソンの町から首長族といわれる「パダウン族」の村へはボートで約2時間。
彼らは首と膝の下に真鍮の輪、腕輪は銀で作られています。8歳前後から女の子はその装飾を付け始め、自分の首では頭が支えられないため一生、首輪をしたまま暮すのです。
タイでは、メーホンソンの首長族はここ数年で北部の一大観光スポットになり、絵葉書などでよく見かけます。私には、驚きよりも「写真でみた」姿と同じで納得した、という気分でした。
むしろ驚きだったのは、彼らはいかにも文化から隔絶されたような村に住んでいるのに、そこにはしっかりと電気やTVがあり、もちろん、土産も街から運ばれてくることです。伝統的な真鍮の首輪さえ、土産として売られていました。お値段なんと5000バーツ(1万5千円)。
彼らは首長として生きることで、TVやバイクのある豊かさを得ました。
こんなの、金儲けだ!と批判することもできますが、そこの本質にはタイとビルマの二つの国を分ける「国境」というものがあるのだと思います。



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