活動報告

「おもろいボウズと行くタイ瞑想ツアー」


■9月1日
 【7時】
 起床、「寺セット」を受け取りにいきつつ、麺の朝食。
 ツクツクに分乗し、ピーノさんのお寺へ。
 5分くらいの距離。
 僧侶たちのための昼食を皿に分ける作業を混乱しながら進める。

 【10時30分】
 お経が始まる。信者代表として岩井さんがお経を上げる。
 さすがに、日本の僧侶、タイの比丘に負けない美声。
 
 【11時】
 僧侶たちの昼食が始まる。
 食事は1人づつ、タンブンする人が両手で渡す。
 女性は直接渡すことができないので布の上に一度置く。
 タンブンセット、花も同様の作法で。
 僧侶たちの食事が終わってから。お布施を渡す。
 私たちも昼食。
 これが今日最後の食事と思うと、名残惜しくなりおなか一杯食べてしまった。
 
 【13時】
 本堂の2階にていよいよ瞑想スタート。
 仏像がたくさんあって、板の間が広がっている。
 すぐとなりでは若い僧侶たちが勉強会をしている。
 先生はピーノさん。
 パンサー明けに試験があり、これに合格しないと
 1パンサー終了したことにならないため、みな一生懸命だ。
 が、机の上に女性のブロマイドを置いている坊主もいるけど???

 さて、本題の瞑想。
 藤川和尚いわく「最終目標は悟り」。しかし、さて悟りとは???
 「ありがままの心を養う。とりあえず自分の心をみる」・・・。
 具体的な瞑想指南としては「瞑想時は自分がラクになる姿勢で行う。
 床に接している部分を意識する。お腹のへっこみ、つまり呼吸を意識する」
 これらを実行というか意識することにより「瞬間瞬間を生きる」実感が湧くというわけだ。
 最初の20分は以上のようなお話をしていただき、その後40分間瞑想。
 続いて40分歩き瞑想。そして30分間休憩。

>>瞑想の方法に関しては、こちらを参照ください。
 
↑全員で座る瞑想中(左)。右は歩く瞑想。

 【15時】
 40分瞑想。続いて40分歩き瞑想。

 【16時30分】
 藤川さんよりひとりずつ、レクチャー受ける。
 「ずいぶん眠そうやったな」藤川和尚、お見通しです。
 いかに自分の心があちこちさまよっているか、実感しました。

 【17時】
 僧侶たちの夜のお経を聞く。この美しいリズムがたまらない。

@記録ノートより@
 瞑想ははっきりいってつらい。足が痛くなる。眠くなる。余計なことばかり考える・・・。
 歩き瞑想の場合は、「考えたら立ち止まる」とされており、
 私は何度も長い時間立ち止まってしまった。
 昔のこと、いろいろ思い出してしまい、涙が出そうになった。
 お腹はぜんぜんすかない。よいことだ。やせられる。

お菓子 120
果物(カスタードアップル&ラムヤイ) 280
ヤキトリ@130×4 520
惣菜いろいろ・カレー@20×8、タカナ?スープ、ごはんetc 670
朝食(屋台) 183
ツクツク 40
砂糖とお茶 150
ツクツク@50×5 250




■ 9月2日

 【5時30分】
 起床。歯を磨いてコンタクト入れて洗顔して。もうすぐ6時。
 だんだんと夜が明けてきた。清々しい。
 社務所で寝ていた男性陣の話しでは、朝4時に鐘がなるので、
 まだ暗いなか起きて支度をしたが、
 ピーノさんを初め全員が寝ていたので困惑した、とのこと。
 本来は托鉢前に起きて朝の瞑想をするべきところらしいが、
 私は離れに寝ていたので、まったく気付かなかった。

 【6時】
 托鉢へ同行。
 ピーノさんのお寺では托鉢は3班に分かれて行われている。
 一番遠い道のりがピーノさん。
 第2班は寺の西回りルート、第3班は東周りルート(勝手に命名しただけです)。
 私は第3班に同行。
 この班には「小坊主」も同行している。
 托鉢される食べ物が多くなって僧侶たちだけでは持ちきれないので、
 この小坊主が荷物持ちとして同行するのである。
 小坊主はヒマだから同行しているとか。
 托鉢から帰ってきたら、パンツを自分で手洗いしていた健気な小坊主くん。
 私が食器を洗うのも手伝ってくれた。
 日本の男性よ、カレを見習え!と心の中で叫ぶ。
 同行した托鉢コースは起伏に富んでいておもしろかった。
 エビの養殖池をわきに見つつ、幅20センチくらいの丸太1本の橋を渡ったりと、
 フィールドアスレチックのようなスリル感あふれる道をゆく。
 東に向かって歩く感じだったので、昇らんとする朝日の光がうっすら漂う。
 そんななか、黄土色の袈裟に身を包んだ僧侶&小坊主(Tシャツに短パン)が
 一列に姿勢正しく進む様子が池に映し出される。
 美しい風景だ。約10軒ばかりのお得意先を回る。
 大体が怪訝そうな表情で私たちを見るが、なかには愛想のいいオバチャンも。
 朝食は緑黄色野菜炒め、つくねスープ、魚の煮込み。野菜炒めが人気。
  

  


↑托鉢中の風景より。

 【11時30分】
 昼食。なんと、山盛りのカニです。海のそばなので、海産物が豊富なのだ。
  
 ↑瞑想の結果もむなしく、「カニ」という食欲に目がくらむ私たち

 【13時】
 2日目の瞑想開始。
 まず、通常の座る瞑想・歩く瞑想に加えて、
 手を動かしながらする瞑想方法を教わる。
 これは、手の位置に注意をしながら集中をする方法らしいが、私には合わなくて断念。

 藤川和尚より「歩く瞑想はオートメーションにならないこと」と注意を受ける。難しい・・・・。
 昨日同様、40分座り瞑想、40分歩き瞑想、30分休憩、40分座り瞑想、40分歩き瞑想を行う。
 
 【16時15分】
 昨日と同様、藤川和尚よりひとりずつレクチャー受ける。
 「昨日よりはのっていたな」。
 はい、昨日よりは集中できました。
 でも足、痛い。瞑想は苦手だとの先入観が決定的なものになりつつある。

@記録ノートより@
 なぜかノドが痛くて熱っぽい。
 ヤバイ。ピーノさんからムカデマークの仁丹のようなものをいただく。
 ほんとうにピーノさんは人を思いやる気持ちというか配慮の気持ちがあって、
 ステキな男性だ。もったいない・・何が?
 夜、部屋に巨大なゴキブリ登場。思わず大声で叫ぶも、
 お隣の福本隊長は笑うばかりで、助けてくれず。
 ピーノさんが殺虫剤を持ってきてくれた。
 「ノリコ」と言われてなぜかドキドキしてしまう。
 ほんとうにもったいない・・・。




■ 9月3日
 【6時】

 起床。今日は「ワン・プラ=お坊さんの日」なので、托鉢はなし。
 すぐそばで週に1度という市が開催されていたので、のぞいてみる。
 若い僧侶3人がフランクフルトを買っていた。
 お菓子など食べ物のほかに洋服の屋台も店開きしている。下着を2着購入。

 【7時30分】
 朝食。エビ入りおかゆ。
 一見辛そうな色だがそれほど辛くない。おいしい。
 ピーノさんのお母様が用意してくださったのだ。感謝。
 その後、生がきや関西では通称"ニタリ貝"というムール貝に近い貝もいただく。
 食べきれないほどの山盛りで。
 「日本人だから、生が食べたいでしょう」というお心遣いをしてくださったそうだ。
 この母にしてこの子あり、である。
 ムール貝はこの土地では、よく取れるようで、
 寺の周りには近くの工場でむしったあとの空き貝が山のように捨てられている。
 私たち5人のためにも蒸し器で二杯分も作ってもらったが、
 四分の一も食べられず。傍らにいた猫に上げる。
 と思ったら、後から後から猫がやってくる。
 小さいのも大きいのも。
 ずうずうしい猫をよけて、小さい猫に上げようと四苦八苦。
 結局、貝は猫のために身を取って食べさせた。
 ←寺の子猫トリオ

 【8時】
 托鉢のかわりに人々がお寺に食料をたくさんもってやってくる。
 民間人の代表者とピーノさんがお経を唱える。
 女性がまず仏様にごはんをあげる。
 その後ピーノさんをはじめに順番にごはんを差し上げる。

 【9時】
 お経が終わり、食事タイム。
 これは朝食か昼食か??
 僧侶たちが食事をむしゃむしゃ食べている間、
 ピーノさんはお経を唱え続けている。
 椅子に座ったおばちゃんのケータイ電話の玩具がピコピコ音を立てているが、
 みな笑うばかり。
 かと思えば。おしゃべりに熱中するおじさんとおばさんがいたりと、
 あまり厳粛な雰囲気はない。
 しばらくして半分の人が帰り、残りの人はお坊さんの食事を片付け、
 その残りを食べている。勧められたが、お腹いっぱいなので残念ながら断る。
  
 ↑説法するピーノさん VS あんまり聞いていないおばちゃん

 【10時】
 隣にある小学校を見学させてもらえることに。
 小道具として加藤さんが用意してくれたヨーヨー作りに励む。
 小学校ではなく、幼稚園にてヨーヨーつり大会が開催される。
 子どもは万国共通にカワイイ。
 でもできれば普段の授業の様子も見たかったな。
  

 【13時】
 瞑想3日目。最後の瞑想。
 大体昨日と同様のパターン。
 と思いきや、途中で藤川和尚、気持ちよさそうに大の字になって寝ているではないか!
 いやこれも瞑想?ピーノさんがやってきて、デジカメで証拠写真をパチリ。
 なんだか緊張感がすっかり溶けた最終日でした。
 というか、みなさんのびのびと瞑想していたような・・・。
 藤川和尚からは「日本に戻っても20分でも30分でもいいから続けなさい」との
 アドバイスをいただく。



■ 9月4日
 【6時】
 寝坊した。起きるとほぼ同時に托鉢へ同行。

 【8時】
 ピーノさんほかお寺の僧侶たちに別れを告げ、有名な水上市場へ。
 その後、一路海辺のシーフードレストランへ。
 「酒が飲める!」期待に胸膨らむ。
 カブトガニやエビやカニなどシーフードを食しながらの反省会。
 昼過ぎに解散してツアー終了。
 バンコクに帰った人、藤川さんのお寺に行った人、三々五々となった。

水上マーケット 1,200
昼食 2,100
車代 1,000


(終わりに)
こうして瞑想ツアーは無事終了。
寺での生活は想像以上に快適で、夕食・アルコールなしの生活も苦にはならない。
が、寝室に潜むダニにやられ、タイガーバームもどきを塗りたくる毎日・・・。
これはとても辛かった。

また風呂という風呂はないものの、水浴びで十分。
質素ではあるが清潔だし、女性でも耐えうる。
それにしても女性が寺に宿泊してもいいものか、
僧侶たちには納得いただいているのか、ちょい不安も。

瞑想ははっきりいってツライ。
なぜツライかというと、心があちこち飛ぶのである。
「アレやんなきゃ、コレやんなきゃ」と日々をセカセカ過ごしている身にとっては、
寺での瞑想こそいいチャンス!と期待もしていたが、
やはり同じ人間、
瞑想中もアレコレ思いは空を駆け巡る、という感じで変化を感じられず。
強いていえば、自分の気の多さ、
心の落ち着きのなさをあらためて実感したことくらいか・・・。

最後にひとつ反省を。タイの寺にお世話になるのであれば、
簡単な日常会話くらいはできるようでありたい。
せっかくの、めったに経験できないチャンスであるのに、
会話ができないのは残念だし、失礼でもある、とつくづく感じた。
いくら瞑想が目的であるとはいえ、多少は覚えてコミュニケーションをとりたい。
次回のツアーの前には、簡単な会話練習をしていこう。



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