仏教事情と近況報告


早いもので今日はもう7月26日。

7月11日から始まった今年のパンサー(雨安居)も、
昨日(25日)で1/6が経過しました。

パンサーの期間中我々比丘は無用の外出を控え、もっぱら寺に篭り
修行に専念することになっているのだが、私はこの15日間に一度
だけバンコクまで出かけました。
と言うのは、昔、バンコクに10年ほど住んで居られ、私が出家し
たときにもなにかと支えてくださり、5年ほど前に帰国された小林
さんと言う方が、3年ぶりくらいにバンコクへ来られたからです。

小林さんは現在、埼玉の上福岡のマンションにお一人でお住まいで、
私が帰国したときにはいつも一週間ほど泊めて頂いて何かにつけお
世話になって居る人です。

その小林さんが、パンサーの陣中見舞いにタイへ来てくださったの
ですが、ご高齢(72歳)なのと、久しぶりのタイで暑さが応えた
のか、バンコクのホテルで寝込まれ『お寺へ行きたいのだけど身体
が思うように動けなくって・・・・・・』と電話が入ったので急遽
バンコクのホテルへ見舞いに出かけてきたのです。

パンサーの修行中と言っても、何も特別な修行をする訳でなくいっ
たって通常通りで、毎朝5時に起きて自室で30分ほど瞑想し、
6時前から1時間あまり托鉢に歩き、7時に全員揃って朝食を頂き、
8時に本堂へ上がり朝の読経と瞑想を行い、9時〜11時は自由時
間でそれぞれが部屋の掃除をしたり洗濯をします。

午後は、夕方5時からの本堂での読経と瞑想以外は各自に任されて
いて、それぞれが各自の計画に基づき、瞑想をしたりお経の練習に
励んだり、パリー語や経典の勉強をしたりして、夜の睡眠時間まで
各自が自由に思い思いに過ごしています。

夜の睡眠時間とか消灯時間とは、別段決められてはいなく各自の判
断に任されています。

これはパンサー経歴2回目以上の一般的比丘の日常ですが、新人
比丘(今年初めてパンサーを経験する比丘)は、午後1時〜4時と
夜の7時〜9時の2回、日曜を省く連日講堂に集まり戒律・仏教教
義・仏教歴史・等々の講義を受け、パンサー明けの前日に全国の
お寺で行われる試験を全員が受けることになっています。

パンサー入りした11日から昨日までの15日間に、パンサーの
陣中見舞いにお寺へ来てくださった人は、6組11人・このうち
日本から来ていただいた人は、4組9人です。

『生きとし生きるものが幸せでありますように』    合掌

藤川チンナワンソ清弘